2013年8月14日

相続対策の取り組み方・考え方(2)

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こんにちは。渋谷区恵比寿の税理士ライブラです。

先日に引き続き相続のお話です。

相続対策は資産の所有者(=被相続人)の「思い」「願い」を叶えるものでなくてはなりません。

そのためには、

  1. 今後の生活をどのように過ごしていきたいのか。
  2. 具体的にどの財産を誰に相続させようとしたいのか。
  3. 相続のさせる財産の割合はどうしたいのか(均等?傾斜?)。
  4. 節税効果に対するリスク許容度はどの程度か。

など、これらについて本人の中で明確なものがないまま対応してしてしまうと残念な結果が待っています。

場当たり的な対応ではなく、対策全体としてどのように進めていきたいのかという「地図」が必要となります。

では、まず、何から手を着ければいいのでしょうか。

それはずばり、現状の正しい把握、すなわち「財産の棚卸」、これから始めましょう。

財産の棚卸により、

  • まず現在どのような資産を保有しているのか。
  • その資産はどのように活用されているのか。
  • その資産の評価額はいくらなのか。
  • それらをベースに試算される相続税額はいくらなのか。
  • 納税資金は十分に手当できるのか。

といった点がクリアになり、問題点が浮き彫りになってきます。

「まずは隗より始めよ」ではありませんが、「まずは現状把握から始めよ」です!

以上 ライブラでした。

 

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