敏腕税理士が税務相談において心がけている3つのこと
こんにちは。ライブラ税理士法人です。
先日、渋谷区の区民相談(税務)を担当してまいりました。
税理士になりたての頃は、この類の業務について
「知らないこと聞かれたらどうしよう(-_-;)」
と結構ビビッていたのが懐かしいです…
何度もこのような無料税務相談業務に携わっていくうちに気付いたのですが、
ほとんどの質問の内容は、パンフレット「暮らしの税情報」(平成25年度版)で解決できるレベルなんです。
(これ、すごくいいこと書いてありますが、まず読んでいる人はいません。もったいない。)
ただし、これはあくまで税理士目線の意見。
ちゃんと、「今日jは税務相談に来てよかった」と感じて帰ってもらうためには、以下のような点を心掛けています。
1.専門用語は使わない。
医者にかかった時、よくわからない専門用語を使われた時は、
「はぁ、そうですか…」とうやむやなままでも、取りあえず薬が処方されるため一応は「満足?」して帰ります。
しかし我々税理士は言葉が全て。相手にとってわからない税金に関する専門用語の使用は避け、何とかわかってもらえるよう努めます。
2.相談者の税金に関する前提知識はゼロという認識で対応する。
このくらいは知っているだろうという油断は、相手との間に決して埋まることのない知識の溝を残したまま、
コミュニケーションが進んでいきます。
先ほどの医者の話でいったところの「はぁ、そうですか…」で相手を帰してしまうことになりかねません。
3.8割は話を聞く。
そもそも何がわからないのか自体(税金に関することが問題でない場合もあります。)がはっきりしていない相談者もたくさんいます。
まずはそこから、明らかにするためにも、話したいだけ話してもらいます。
場合によっては、ただ話すだけですっきりして帰って行く人もいますが。。。
なにはともあれ、今回も無事に渋谷区主催の税務相談会が終わって気持ちよく帰路につくことができました。
それではまた。ライブラ税理士法人でした。
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