週刊ダイヤモンド(8/10・17合併号)をみて思ったこと
こんにちは。渋谷区恵比寿の税理士ライブラです。
もう今年で何回目になるんでしょうか。先週の「週刊ダイヤモンド」の特集も「相続」でした。
まずは特集のタイトル「相続税対策の落とし穴」
Prologueは「今年がラストチャンス!」とあり、「首都圏相続税試算マップ」が記載されています。
そして、以下のようなコンテンツが展開されます。
PartⅠ.変わり始めた相続税
- 大幅拡充した小規模宅地特例~節税に知恵を絞る資産家たち
- 税制改正で対策に変化~法人所有で税負担軽減
- 株売却で不動産購入~都心の土地ほど高い節税効果
- 相続で売却予定の不動産~最終的な換金はで考えて
- アパート投資で評価損を圧縮~見極めが甘いとリスク増大
- 数千万円カットも可能?~地主は「広大地」を忘れずに
- 自宅の土地から事業用地まで小規模宅地特例を使い倒す
- 確実に現金を残せる!~生命保険の賢い活用法
- 事業承継と相続税対策を解決する㊙テクニック
- 子による資産管理会社設立かMBO非上場化が有効
- 着実に狭まる包囲網~難易度上がる資産フライト
- マルサが本気に!~海外取引に気をつけろ
- 見落としがちな「境界画定」~売却予定なら早めに測量を
- 不動産を売却して納税なら立替払いとオークション
PartⅡ.贈与は最大の相続対策
- 税制改正で利便性が増した生前贈与を徹底活用しよう
- 相続時精算課税制度と住宅特例を駆使せよ!
- 祖父母間で人気爆発~教育資金一括贈与の威力
- 年をまたぐ支払はアウト~渡し過ぎにも要注意
PartⅢ.”争族”回避の相続術
- あなたも人ごとではない~相続防止5つの鉄則!
- 多額の遺産をめぐり争い噴出~芸能界・政界の相続事情
- 遺産相続が半分とされてきた「婚外子格差」見直しの衝撃
- 調査官はここを見ている!~税務調査のポイントと対処法
- 元気なうちに準備使用~遺言書と相続税の計算
非常に興味をそそられる内容ばかりですね。
一つの項目だけで、相当のボリュームがあります。
正直、がっつり対策の必要な方は今回の税制改正にかかわらず対策をされているケースが殆どだと思います。
業界全体としては、税制改正に伴い新たに相続税対策が必要になってくる方々を如何にして取り込んでいくかについて躍起になっているのでしょうが…
世間ではなんだかんだ言っているけど、フタを開けてみたらなんてことはなかった…こんなケースも多々あるんでしょうね。
ですので、まずは現状の把握。
- 自分にはどのような財産があるのか
- その財産の評価額は概ねいくらなのか
- いくらくらいの相続税がかかるのか(またはかからないのか)
これくらいは専門家をつかって調べた方がいいですね。
巷ではいろんな情報が飛び交ってはいますが、「現状の把握」まずはこれから始めましょう。
情報収集はそれからでも遅くはありません。
以上 ライブラでした。
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